日本高速道路株式会社(NEXCO)

非破壊試験による配筋状態及びかぶり測定

日本高速道路株式会社(NEXCO)

参考文献:コンクリート施工管理要領内のコンクリート構造物(非破壊試験による管理)

測定場所・測定数量など

橋梁上部構造

圧縮強度
検査ひん度 測定箇所
床版 1箇所/10m(橋梁延長) 床版上面(下向き)
I桁、T桁 2箇所/本 桁側面 (横向き)
箱桁(支保工施工) 3箇所/10m(橋梁延長) 桁内のウェブ側面及び 下床版上面(上床 版は床版による)*注
箱桁(張出し施工) 3箇所/ブロック 桁内のウェブ側面及び 下床版上面(上床 版は床版による)*注
壁高欄 1個所/10m 壁高欄上面(天端)
鉄筋かぶり
検査ひん度 測定箇所
床版 2箇所/10m(橋梁延長) 床版上面及び下面
I桁、T桁 2箇所/本 桁側面 (横向き)
箱桁(支保工施工) 3箇所/10m ウェブ側面(外側)及び 下床版下面(上床 版は床版による)*注
箱桁(張出し施工) 3箇所/ブロック ウェブ側面(外側)及び 下床版下面(上床 版は床版による)*注
壁高欄 2箇所/10m 壁高欄内側及び外側

橋梁下部構造

圧縮強度
検査ひん度 測定箇所
床版 4箇所/ロット 2側面を上下2箇所
フーチング 2箇所/基 フーチング側面
鉄筋かぶり
検査ひん度 測定箇所
橋脚、橋台の躯体 4箇所/ロット 側面

その他

圧縮強度
検査ひん度 測定箇所
カルバートボックス 1箇所/50㎡ 頂版または側壁
トンネル覆工 3箇所/スパン 天端及び側面
鉄筋かぶり
検査ひん度 測定箇所
カルバートボックス 1箇所/50㎡ 頂版下面または側壁

*注 張出施工における上床版の強度確認は1ブロックに1箇所、 また鉄筋かぶりの確認は1ブロックに2箇所と読み替えるものとする

下部工におきましては、柱部の側面を1打設に付き、4箇所測定します。1箇所での測定内容は、手前側の鉄筋10本を測定し、平均値にて判定します。
上部工では、断面により測定場所など変わってきます。

現場測定

 

使用機械につきましては、特に指定されていません
設計かぶり70mm以下・・・電磁誘導法
設計かぶり70mm以上・・・電磁レーダー法
にて測定する事をお勧めいたします。
各機器により、長短所ありますので、測定場所により使い分けされるのをお勧めいたします。

現場測定前に、対象構造物の設計緒元(形状、鉄筋径、かぶり、間隔など)事前に確認します。使用機器につきましては、特に指定が無ければ、機器の性能上設計かぶりが70mm以下の場合は、電磁誘導法、70mm以上の場合は、電磁レーダー法にて測定することをお勧めいたします。手前側鉄筋のかぶりを10本測定します。

  • 電磁誘導法の補正方法
    鉄筋による磁場の変化からかぶりを推定いたします。  鉄筋の配筋状態が異なると、磁場の影響が異なるため測定誤差の要因となります。方法としまして、鉄筋の上に25mm程度の板をおき、25~125mmの測定をし補正率を算出します。通常現場におきましては、設計かぶりに近いテストブロックを用意し、補正量を算出しているようです。
  • 電磁レーダー法の補正方法
    電磁波が鉄筋から反射してくる時間によりかぶりを測定します。コンクリート中の水分量により測定値が変化します。供試体を用いる場合、設計値と同じ配筋で供試体を作成し、供試体の測定値が実際の数値になるように比誘電率を調整します。供試体を作成せずに、鉄筋径から比誘電率を求め補正する方法があります。
    独立行政法人土木研究所のホームページに公開されている方法によって補正する方法があります。

判定基準

 
項目 判定基準
かぶり 10本の平均値が「(設計かぶり-許容施工誤差)×0.80以上であれば合格とする。
 下限:(設計値 - 10mm)×0.8
 非破壊試験における上限の表記はありません。

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