建築、その他各自治体

非破壊試験による配筋状態及びかぶり測定

建築

参考文献:建築工事標準仕様書・同解説 JASS5 鉄筋コンクリート工事

適用範囲

この方法は、構造体コンクリート中の深さ方向80㎜以内における鉄筋位置を電磁誘導法により測定する場合に適用する。

測定に用いる器具

測定装置

測定装置は、測定値本体と探査センサとから構成されるものとする。測定値本体と探査センサーの一体型も含む

測定値本体

測定値本体は、送信波の発振器、電気的信号を処理する装置、表示装置などで構成され、その機能及び性能は表1によるものとする。

装置本体の性能

項目 性能
測定方法 電磁誘導法
面内位置の測定誤差 ±10mmまたは探査距離の±1.0%以下
走査方向の分解能
(判別可能な2つの鉄筋の空の最小値)
75mm以下(深さ方向50mmまで)
かぶり厚さ×1.5倍以下(深さ方向80mmまで)
かぶり厚さの測定範囲 最小10mm以下、最大80mm以上
かぶり厚さの測定誤差 ±2mm以下(深さ方向50mmまで)
±3mm以下または、かぶり厚さの±0.5%以下(深さ方向80mmまで)
かぶり厚さの分解能 1mm以下

現場測定

使用機械につきましては、電磁誘導法にて測定いたします。

探査センサを走査線に沿って走査し、鉄筋の面内位置を確認した後かぶり厚さの測定を行います。測定装置の使用に際しては、点検及び校正を行い上表の性能に満足することを確認します。

供試体のかぶりを変えながら測定し補正の係数を求めます。かぶり厚さを測定する前に測定する鉄筋の面内位置を確認します。走査線に沿ってかぶり厚を測定します。

装置本体の性能

項目 判定基準
かぶり 判定基準は、測定した値より平均値(X)、標準偏差(s)、最大値(Xp)、最小値(X1)を求め、最大値の検定(Gp)及び最小値の検定(G1)を求めます。
計算式は、Gp=(Xp-X)/s,G1=(X1-X)/sとなります。
グラッブズの検定の棄却限界値(5%棄却限界)「JIS Z 8402-2」、以下であれば合格となります。

配筋状態及びかぶり測定の現場状況を動画で見る

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その他、各自治体の場合

参考文献:各自治体の規定に準じます。

規格がない場合は、国土交通省規定に準じる場合が多いです。